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自分好みの春キャベツを選んで美味しくいただこう

前回の「春キャベツと普通のキャベツの違いって?」に引き継ぎ、春キャベツ第二弾です。  
先日夕方ごろにスーパーに行ったら春キャベツがほとんど売れており、最後の一つがこちらの半玉。

春キャベツの特徴として、葉のまきがゆるいとお話しましたが この通り、通常のキャベツに比べて葉と葉がぎっしり詰まっていなくて ふわふわに巻かれています。 半玉だと分かりやすいですね。  

さて、そんな春キャベツの美味しい見分け方はというと。。。
今回もイイジマ農園の飯島さんにお聞きしたところ まずは手に持ってどっしりしているものとのこと!
これは通常のキャベツでも同じですね。そして、ここからが面白いな〜と思ったのですが しっかりと味を楽しみたいのであれば、詰まっていて今にも割れちゃいそうな、 ビチビチしたものを。
一方、やわらかさを楽しみたいのであればふんわりしたものがオススメ。  
食感も味も好みは人それぞれですもんね。 今回選べなかったですが、私はやわらかいふわふわなのが好きかな〜 けど煮物とか炒める時はしっかり味がついたものがいいかも。 春キャベツは水分が多くやわらかいので生で食べるのがオススメなので 私もまずは大きめの千切りにしてお肉に添えてみました。

そういえば、昔は生で食べる野菜は限られており、キャベツも例外ではなかったのですが、 明治時代の中旬に、銀座の洋食店がカツレツに添えてキャベツの千切りをだしたことが好評で トンカツの普及とともに生食が伸びたと言われています。 もう、今はトンカツに千切りキャベツは定番ですよね!
ちなみに普通のキャベツ、寒玉は、寒い時期に身を守るためにエネルギーを溜め込み、 ゆっくり生育することでぐんと甘みが増します。 煮ることで甘みがでてくるので、ロールキャベツなどがオススメの調理法です!    

春キャベツの保存方法も時期によって違いました! 同じキャベツでも4月中旬までと、暖かくなるGW以降で違うのです。 寒い時期、4月中旬ごろまでは常温保存、 気温が上がってきた頃、GW明けは冷蔵庫で保存してください。   切ったキャベツは、切断面から酸化していくため、 空気にあたらないようにラップで包みましょう。 さっと塩茹でして冷凍することもできます。   飯島さんの簡単美味しい春キャベツの食べ方は 千切りしたキャベツの上にとろけるチーズをのせてレンジでチン!だそう。 聞いただけでぜったい美味しい・・・・     さぁ、仕事終わりに春キャベツを求めてダッシュです!!