食欲の秋!!秋も、旬の果物がたくさんありますね。
食オタが考える、秋の果物のイメージナンバーワンは?みなさんが、どんな秋の果物が好きなのか?アンケートを実施しました。好きな品種や思い出のエピソードなどもお聞きしましたよ。
アンケートにご協力いただきました食オタの皆さん、ありがとうございました!!
秋の果物に関するアンケート結果発表!
食オタな読者にアンケートをとらせていただきました「秋の果物に関する調査」。集計結果を発表します!
【ご回答いただいた食オタのプロフィール分布】
Q あなたは普段から、旬の果物を買うように意識していますか?
全員が旬の果物を意識して購入していることがわかりました!さすが食オタ!!
季節を感じることができるのも、旬の果物のいいところですね。
食オタが選ぶ秋のイメージ果物ランキング
Q 秋の果物の代表と言えば?最もイメージが強いのはどれですか?
秋が旬の果物はたくさんあります。
その中でも秋の果物といえばコレ!!というものを食オタの皆さんに選んでもらいました。
アンケートだけでは聞ききれないほどの秋の果物がありますが、今回はこちらの16種類の果物に絞って聞いてみました。
ブドウ リンゴ 梨(和梨) 洋ナシ 柿 スモモ プルーン イチジク ミカン ユズ レモン 文旦 キウイフルーツ アケビ かりん ザクロ この中にはない
結果、秋の代表イメージ1位は「ブドウ」!!
2位「柿」3位「梨」4位「リンゴ」という結果になりました。
どの果物が1位になってもおかしくはない王道の果物。
ブドウ・柿・梨・リンゴ。
…う~ん、たしかに、聞くだけで秋をイメージさせますね!
”秋の果物の代表”はこれらでしたが、食オタ自身が好きな果物は…同じ?別もの?聞いてみました。
食オタが好きな秋の果物ランキング
Q 次の中で最も好きな 10月の果物は何ですか?
ブドウ リンゴ 梨(和梨) 洋ナシ 柿 スモモ プルーン イチジク ミカン ユズ レモン 文旦 キウイフルーツ アケビ かりん ザクロ この中にはない
アンケートの結果、最も好きなのは1位「梨(和梨)」!
2位は僅差で「ブドウ」、3位「柿」、4位は「リンゴ」です。「キウイフルーツ」と「この中ではない」が同列で5位でした。
秋の果物のイメージでランキング1位だったのは「ブドウ」ですよね~。秋の代表果物3位だった「梨」が、なぜ好きな果物では逆転1位に輝いたのでしょうか?!気になりますね。
食オタの皆さんの理由を詳しく見ていきましょう。
1位 梨(和梨)
梨は、8月から10月にかけて旬を迎えます。
どの秋の果物も多くのファンはいますが、その中でも梨は特に食オタから人気のある果物だとわかりました。
なぜそこまで高い人気があるのか、食オタの皆さんに聞いてみました。
Q 梨(和梨) が一番好きな理由を教えてください
みずみずしくてシャキシャキした食感、さっぱりだけど甘い味が人気の理由のようです。
また健康面でも高い評価を受けていることがわかりました。
Q あなたの好きな梨(和梨)の品種は何ですか?
梨もたくさんの種類があります。
食オタのみなさんは、どんな品種が好きなのでしょうか?
豊水 幸水 新高 二十世紀 あきづき 新興 南水 にっこり 採玉 新甘泉 この中にはない
1位「幸水」、2位「豊水」、3位は「二十世紀」が、お好きな品種なようです。「あきづき」「この中にはない」が同列で4位でした。
1位の「幸水」と2位の「豊水」は赤梨。3位の「二十世紀」と4位の「あきづき」は青梨です。こうして比べてみると赤梨のほうが人気だとわかります。
幸水と豊水は流通量が多く、多くの人が手に取りやすく身近なため人気だとも考えられます。
Q 選んだ品種が好きな理由を教えてください
幸水(こうすい)
どのコメントにも書かれていたのは「甘い」という言葉。口いっぱいに広がる甘さが特徴です。やはり梨の定番といったら「幸水」なのでしょうか。和梨の中でも最も生産量の多い品種でもあります。
幸水の時期は、秋というよりも夏寄りです。7月中旬から9月中旬が出回り時期。これが、秋のイメージランキングと、好きな秋の果物ランキングが一致しなかった要因の1つとも推測されます。
豊水(ほうすい)
豊水も負けてはいません!こちらは「みずみずしい」というコメントが多かったです。水分いっぱいのみずみずしさは、果物に欠かせない要素ですもんね!
豊水は、幸水より少し遅れて、8月下旬から9月中旬ごろに出回ります。
二十世紀(にじっせいき)
二十世紀は酸味が特徴の、青梨の代表的な品種です。酸味の中にも爽やかな甘みがあり、特に鳥取県で栽培が盛んです。明治に誕生し”二十世紀を代表する品種になる”という願いを込めて命名されたんだそうですよ。ちなみに読みは、「にじゅっせいき」ではなく「にじっせいき」!
甘いだけではなく、バランスの良い酸味も、食オタにとってはとても大切なポイントの一つです。
あきづき
4位のあきづきは赤梨の中でも酸味が少なく、しっかりとした甘みが特徴です。新高(にいたか)×豊水に幸水をかけ合わせて作られたということで、人気品種のいいとこどりのような?!
そう聞くと食べてみたくなります!
そうそう、ランキングでは「新高(にいたか)」はランクインしていないのですが、出回り時期が9月下旬~11月中旬と、新高こそまさしく秋の品種なんです。
番外編「加賀しずく」とは?
「この中にはない」と回答された食オタにも好きな和梨の品種が!
『加賀しずく』という品種を知っていますか?
「切ると梨の水分がポタポタ落ちるほどで、甘さもあり、梨の王様ですよ」と教えてくださいました。
一般的な梨より一回り大きく、大きいものだと重さは1kgにもなるのだとか!!
気になる方はぜひチェックしてみてください!
2位 ブドウ
秋の果物の代表イメージランキングで1位だった「ブドウ」。好きな秋の果物ランキングでも2位にランクインしました。
みんな大好きブドウの人気はすさまじいですね!ブドウといっても品種はさまざま。詳しくブドウの人気の秘密を聞いてみました。
Q あなたの好きなブドウの品種は何ですか?
食オタの皆さんに、好きなブドウ品種を書いてもらいました。
すごいですよ!!なんと20種類も出てきました!
黒系
オーロラブラック 巨峰 ピオーネ ベリーA ナガノパープル ブラックビート 藤稔 スチューベン サマーブラック
赤系
我が道 デラウェア 甲斐路 クイーンニーナ ルビーロマン サニールージュ
青系(緑系)
マスカット・オブ・アレキサンドリア ナイアガラ 瀬戸ジャイアンツ 翠峰 シャインマスカット
こんなにたくさんの品種が出てくるなんて!!
やはり「シャインマスカット」「巨峰」が多かったですね。
けれど、それと同じくらい多く挙げられたのが、「マスカット・オブ・アレキサンドリア」という品種。さすが食オタ!!オタクな視点からマニアックな品種を教えてくれました。
「マスカット・オブ・アレキサンドリア」とは?
岡山県で栽培されている品種で、日本に入ってきてから栽培の歴史は130年超。「芳醇で気品のある香りが特徴です」と、とある食オタさん。”マスカットの香り”と言われれば、このアレキサンドリアの香りなんだそうですヨ。この気高い香り・爽やかな甘さ・見た目の美しさ、クレオパトラも食べたと言われていることから『果物の女王』とも呼ばれています。ただ、アレキサンドリアの子孫であるシャインマスカットの登場、また種あり、栽培も難しいということで、生産量が減っている激レアな品種なんだそうです。
また「巨峰は種ありで」というコメントもありました。やはり食オタ的には、ブドウは種があるほうが美味しいということでしょうか。種なしも食べやすいですが、種ありブドウを探してみるのもいいかもしれませんね!
Q 選んだブドウの品種が好きな理由を教えてください
黒系
赤系
青系(緑系)
やはり「シャインマスカット」のコメントがたくさんありました。
ブドウを選ぶときには、甘さ、香り、色、大きさ、食べやすさ、手に入れやすさ、値段、旬のもの、などを意識して購入しているようですね。黒ブドウは特に、皮の渋みも楽しみのひとつですよね。
▼ブドウの品種について知りたい方はこちら!
3位 柿
3位は柿がランクイン。
干し柿を軒先に吊るす光景は、秋の風物詩ですよね。
『柿が赤くなれば医者が青くなる』と言われるほど、柿には栄養が豊富。人気の理由もうなずけます。
柿の魅力を、食オタの皆さんに聞いてみました。
Q あなたの好きな柿の品種は何ですか?
御所 刀根早生 平核無 紀の川 輝太郎 市田柿 夕紅 西条 次郎柿 早秋 太秋 西村早生 筆柿 富有 太豊 この中にはない
なんと1位は「富有柿」「この中にはない」が同列!!
2位は「次郎柿」、3位は「市田柿」、4位は同列で「利根早生」「筆柿」「太秋柿」という結果になりました。
結果を詳しく見ていきましょう。
好きな柿品種はこの中にはない
好きな秋の果物3位にランクインするものの、嫌いな方もいらっしゃる!?好き嫌いがわかれる果物だとわかりました。
苦手な方は、どんな柿の品種なら食べられるのでしょうか…。
富有柿(ふゆうがき)
「富有柿」は柿の代表的な品種として知られています。甘味が強くて、柔らかくなるのが特徴ですね。
見た目、色、形、味の良さから、贈り物としても人気です。
次郎柿(じろうがき)
「次郎柿」は「富有柿」と並ぶ、完全甘柿の代表として親しまれています。
カリッパリッとした食感が特徴で、糖度も高め。柿の食感を楽しみたい人は次郎柿がおすすめ!
市田柿(いちだがき)
完全渋柿である「市田柿」は干し柿にされます。干し柿にされた市田柿は、鮮やかな飴色の果肉ともっちりとした食感、上品な甘さが特徴です。現在は”地理的表示保護制度(GI)”にも登録され守り継がれています。
柿は生で食べるだけでなく、干し柿にして食べる手もありました!
利根早生(とねわせ)
「利根早生」は「平核無(ひらたねなし)」から生まれた枝変わり品種。
不完全渋柿で、アルコールで渋抜きをしてから出回ります。「刀根」とは農園主の名前からつけられ、「早生」は早めに採れる品種の意味で、まろやかな甘さが特徴です。
筆柿(ふでがき)
「筆柿」はその名の通り、筆先のような細長い形で、小ぶりな柿です。不完全甘柿で、種がたくさん入ると甘くなるんだそうです。だから種は多め。甘くなると果肉に黒いゴマ模様が出て、なめらかな食感になります。
太秋柿(たいしゅうがき)
完全甘柿の「太秋柿」は、親が富有柿。果実がずっしり大きくて、サクサクとした歯ごたえが特徴です。少し置くと果肉はやわらかくなり、果汁もたっぷり、甘い品種です。太秋は熟しても色があまり濃くならず、やや青みがかったものもありますが、見た目とうらはらで甘いんだそうですよ。
4位 リンゴ
4位は「リンゴ」がランクイン。
投票してくれた方の中に、リンゴ農家で育った食オタさんも居ました!リンゴ愛が伝わってくる…。好きな品種は「フジ」とのこと。「酸味と甘みのバランスが良く、シャキシャキとした食感は歯ごたえがあってとてもおいしいです」と教えてくださいました。
多くの人がイメージするリンゴは、やはり「フジ」なのではないでしょうか。
▼りんごの動画はこちら!
5位 キウイフルーツ
一年中スーパーで見かけるので、秋の果物のイメージはありませんが、「キウイフルーツ」がランクイン。
投票してくれたとある食オタさんの、好きな品種は「ルビーレッド」。なんとその方、ニュージーランドでキウイピッキングの仕事をしていたのだとか!そこで初めて「ルビーレッド」を食べて、ベリーのような甘酸っぱさに驚いたんですって。皮も柔らかくて皮ごと食べられるそう。
ニュージーランドでキウイのお仕事していたなんて、食オタらしい経歴に驚きました。
▼キウイフルーツを夏休みの自由研究に!詳しく知りたい方はこちら!
食オタに聞いた!秋の果物体験&エピソード
Q あなたの好きな果物収穫体験は何ですか?
季節の果物にまつわるイベントはいっぱいあります。その中の一つが”果物狩り”。
家族と一緒に、さらには学校でも果物の収穫体験なんて行事があったりすることも。食オタの皆さんは、一体どの果物の収穫体験が好きなのでしょうか。
イチゴ さくらんぼ ブルーベリー スイカ メロン リンゴ ミカン ブドウ 桃 梨(和梨) この中にはない
1位イチゴ、2位ブルーベリー、3位梨、4位ミカン、同率で「この中にはない」がランクインしました。
やはりイチゴが王道のようですね。
ブルーベリーも人気のようです。
ランクインした果物は季節はどれもバラバラ。
一年中果物狩りが楽しめますね!
Q その他に好きな果物収穫体験があったら教えてください
先ほどの質問にあった果物もあげられていますね。中には久能山などの場所を限定した食オタや、マンゴー、ドライフルーツといった少し変わった果物狩りをする食オタもいまいた。
さすが食オタ!こだわりを感じます。
Q 秋の果物に関する思い出やエピソードを教えてください
最後に、食オタたちの秋の果物の思い出をご紹介します。
梨と巨峰は私の好きな果物なので、10月はご褒美月だと思って旬の果物を食べています。(ぽよさん)
→ ほんとに10月は、果物のご褒美月ですね!
ぜひこれからも季節の果物を楽しんでください。
旬の果物が多く出てきて食べすぎて10キロ太ったこと。(つばささん)
→ わかります!ついつい食べすぎちゃいますよね(笑)
1日200gを目標に。。。
イチジクの農家さんに教わった、若葉の天ぷらが、美味だった。(Tomoさん)
→ イチジクの若葉の天ぷらですか!どんな味がするんだろう??
自分で育てているのでしょうか。若葉を摘んで天ぷらなんて、贅沢ですね!
ふるさと納税でとどいたシャインマスカットは最高でした。(ゆりさん)
→ ふるさと納税うまく活用されているんですね。
シャインマスカットも美味しいものは本当にビックリするくらい甘くてコクありますよね!
秋になると、家族でりんごを収穫した楽しい思い出があり、刈り取った稲のハゼに朝、隠して置き帰り道に食べようと楽しみにしていたのに、干し終えて稲が片付けられていた事があり、我が家のりんごの行方に、恥ずかしさとガッカリ感とを、同時に味わった子供の頃の思い出が甦ります。(まんぼママさん)
→ 刈り取った稲の中にリンゴを隠していたって、可愛いですね!
帰り道に食べようとしていたそのリンゴは、どこに行ったんでしょうね。。。行方が気になるところです。
イチゴ狩りの思い出。わたしがまだ中学生くらい、妹や弟は小学生でした。小さなコンデンスミルクのカップを渡されて放たれた途端に食べる食べる!情け容赦なく!(笑) 裏が少し白く緑がかっていても採って食べる。普段からそんなに満足いくほどイチゴなんて高級果物は食べていなかったのでこの時とばかりもう思いっきりでした。 ハウスを出るときに見張り番のおばあちゃんが「しばらくの間はこのハウスには入れないね!」と母に言ったそうです。 とても恥ずかしかったと後から聞かされました。 そんなこと言われてもね、子どもなんてそんなものだと思います。(ペコちゃんアリスさん)
→ いちご狩りって、本当に子どもってすごい勢いで食べますよね(笑)
赤くなっていなくても関係なし…みなさんそうだと思います!でも、それが楽しいものですよね♪
毎年田舎から送って下さっていた二十世紀が好きでした。青リンゴのようにまだ緑の梨は、ジューシーで冷やして食べると残暑を乗り越えられました。(ゆーりんさん)
→ 田舎から送られてくる二十世紀梨、素敵な思い出ですね!
美味しい果物は心も満たしてくれて、残暑も乗り切れますよね。
8年ほど前に世田谷区内にある果樹園でりんご収穫体験に行かせてもらったことがありました。 まだ小さかった娘が、背伸びして一生懸命収穫したりんごは、彼女の頬のように真っ赤でほっぺた落ちるほど美味しかった。 都会の住宅地の中でりんご狩りが出来るんだ!とびっくりしたものです。 ふと、思い出してまた行ってみたくなりました。 世田谷区は東京でもまだ農地が残っていて、いろいろな野菜や果物がありますね。(るぅママさん)
→ 世田谷でリンゴの収穫体験ができるんですね!
小さかった娘さんが一生懸命とったリンゴは、ママにとっては味以上に格別ですよね!!
春はいちごで、秋はぶどうで毎年子供と品種の食べ比べをして楽しんでます。(ももさん)
→ 春はイチゴ、秋はブドウの品種食べ比べ。
きっとお子さんも食オタになること間違いなしですね!
ぶどう狩りのとき、私はなかなか甘いぶどうに当たらず、酸っぱいものばかりでした。そこで、甘いぶどうを収穫してる人に聞いたら、鳥になってみるんだよ(一粒食べてから収穫)とのことで、その後は甘いぶどうを楽しめるようになりました。(鰹ぶし子さん)
→ 「鳥になってみるんだよ」とは良い例え。
食べ放題の体験農園だからこそ許される1粒味見ですね!
父が果物が大好きで旬の果物を楽しんでします。 特に秋頃になると果物欲がとまりません!! 梨にブドウにリンゴに柿にと・・・・ ある日ブドウ狩りに行ったとき父は真剣にブドウを選び美味しそうにブドウを食べていました。 なんだかんだうんちく言いながら笑(タカヨシさん)
→ うんちくを言いながら選んで美味しそうに食べるお父様!
果物好きで旬を楽しんでいるなんて、ステキです。
秋はいろいろな果物が多品種出てきて、まさに食欲の秋(^o^)果物の色も夏の果物から秋らしい色に変わって目でも楽しめるところや選ぶのにあれこれ考えながら買い物をするのも楽しいですね。とくに秋の果物はお酒とのペアリングもよく秋の夜長にもぴったりです。(もこさん)
→ 秋の果物×お酒とのペアリング、おしゃれですね。
果物の色も秋らしい色に変わるなんて、五感で楽しめるのも果物の良いところのひとつですね。
秋の果物特集ということで、
いろんな秋の果物をピックアップしました。
食オタの皆さんの好きな果物はやはり王道、というものから少しマニアックなものまで様々でした。
「何食べよう…」「品種に興味がある」そんな方はこの記事を参考にしてみてください!
秋も深まってきましたね。
まだまだ果物と一緒に、秋を楽しんでいきましょう♪