食オタ|食の資格者コミュニティ

野菜色の「バスボム」作りに挑戦!

食オタ仲間の豊岡さんは、野菜石けんを作っていましたね~!

野菜の色でまだまだ遊びた~い!!!
石けんができるなら、他に何か…。

ということで、引き続き 
夏休みの自由研究/ シリーズ!

今回は、バスボムを作ってみようかと。
バスボムって、コレ↓  笑

お風呂などに入れるとブクブクする
楽しい入浴剤です!

カラフルな野菜で作ったらかわいいものができそうな予感…♪

早速、やってみましょう!!

バスボムって何?

バスボムとは

「バスボム」って知っていますか?

お風呂に入れるとブクブクする
発泡入浴剤のことです。

炭酸ガス効果で血行を良くして、
体を温めるとも言われています。

なぜブクブクするの?

ブクブクする発泡、楽しいですよね~!

これは重曹クエン酸が加わって起きる化学反応なんです。

重曹(アルカリ性)クエン酸(酸性)発泡


自宅でできる簡単な実験の一つですね!

身近な材料で、意外に簡単に
オリジナルのバスボムが作れるんです♪

大人の人がお手伝いすればお子さんでも作れますよ!

オリジナルでバスボムを作るには
色や香りをつけるのが一般的。

では野菜で色をつけるのはどう?
だって野菜オタクですもん!

そうなると居ても立っても居られません  笑

まずは色を取り出してみようっと♪

野菜の色の準備をしよう!


まずはお勉強!
過去の記事を熟読。


使う野菜を集める

せっかくなら今回もカラフルに!

こんな野菜を集めてみました!!

じゃがいもは、鮮やかな紫色の
シャドークイーンを使用しました。

青い色もほしかったのでバタフライピーも仲間入り。

青い色を使いたい時に最近人気のハーブです。

色を抽出する方法

皮やへたなど食べない部分を中心に
色を取り出してみます。

どうやって色を抽出しようかな?

バスボムは『重曹+クエン酸+水=発泡』

つまり、あまり水分を多く入れると発泡しちゃうんですよね!!

なので、少量の液で染まるように抽出液の色を「濃く」!

水分量をなるべく減らしたいので今回ブレンダーは断念。

ブレンダーは水分を入れないとうまく回りませんからね…。

それぞれの野菜の持つ水分だけで…

ということは、これを使えば!?

細かく刻むためにチョッパー!!

紐を引くだけで中の刃が回り、
あっという間にみじん切りになるという
便利なアイテム♪

水分を減らすと言っても
色は取り出さなければなりません!

「刻んで、しぼる」

この方法で色を抽出してみます!!

抽出液をつくってみよう!

チョッパーで細かく細かく刻んでみると…

美しい~~~~!!!

「じゃがいも(シャドークイーン)」は
蒸したへたの部分にお湯を加えて
ゆるいペーストに!

「えごまの葉」は、
さすがにチョッパーじゃ刻めないので
手で刻みました。

「バタフライピー」はハーブティー。
少なめのお湯で濃く出しましたよ。

12種類のうちの下記の9つは、
チョッパーで出来ました!

赤パプリカ・黄パプリカ・コリンキー・人参・赤大根・ビーツ・トマト・きゅうり・紫キャベツ

細かく刻んだものを
ペーパーやガーゼでしぼると…

じゃーん!!

キレイですねー!!!!!

もう、これだけでうっとり♥

こうして12種類の取り出しに成功!

どんなバスボムができるのか
ワクワクする~~~♪

バスボム作りに挑戦!

野菜の色が抽出できたところで
いよいよバスボムを作ってみます!

準備するもの

・重曹
・クエン酸
・塩
・野菜の色素
・小さめのホイッパー
・抜型
・はかり
・スプーンや容器 など

ホイッパーや型などは、100均や
ドラッグストアでも手に入ります!

肌への刺激を考え、重曹とクエン酸は
工業用ではなく、食品グレードを使用。

それぞれの配分量はとってもシンプル!

◆バスボム作り配分量
重曹2:クエン酸1:塩1 

重曹20g・クエン酸10g・塩10gで
これくらいの大きさのものができます!

ええと、作り方を調べてみると…。

なるほど!意外と簡単!!
やってみましょう~!

初挑戦!

まずは、重曹とクエン酸を混ぜるのね。

塩に色をつけて…

あれっ!少し水分が多そう。
でも、このままやってみようっと。

2つを混ぜます。

嫌な予感は的中!
もこもこっと発泡…。

一応発泡がおさまってから
型に入れてみました。

やっぱり失敗!

失敗例…水分が多いと発泡してボロボロになる

2回目の挑戦!

気を取り直し、もう一度チャレンジ。

塩に色をつけて…

ん~いい感じ♪



重曹とクエン酸と塩を混ぜるのよね。

キレイ!!


これぐらいの発泡なら
混ぜこめば平気そう。

な~んて思いながら
ゆっくりやっていたら…

あっという間に固まってしまいました。
これでは詰められない(泣)

失敗例…手早くやらないと固まっちゃう!サッと成形を…。

3回目の挑戦!

なかなか難しい?
でもコツがつかめてきたかも??

もう一度チャレンジ!笑

全部混ぜるまでは順調。
いよいよ型に詰めます。

どんどん詰めます!

詰め終わってホッと一息。

これで大丈夫!と思っていたら
一部を型から抜くのを忘れてた!!

そうしたら…
そ~っと型からはずしたのに
うまく抜けなくて割れちゃった…。

残念!

短時間ではずして乾燥させた方が上手にできました。

失敗例…型にはめたまま放置すると、うまく抜けなくてボロボロに…。短時間で型から外して乾燥させないとダメ。

バスボム作り成功!!

失敗を乗り越え、
1つ1つ丁寧に素早くやってみたら
無事にできあがりました!


かわいい…♥
お風呂タイムが楽しくなりそう♪

こうしてみると、
結構色が濃く出ていますよねー!!

混ぜた段階では
これぐらいの色だったんですよ。↓

黄・橙系

赤系

緑&紫系

思っていた色とは違うものもありますが
かわいいパステルカラーができました!

これだけで優しい気持ちになれますね~。



力を込めて型に詰めたので濃くなったのかも?

何色か混ぜてもかわいいですね!

上手に作るコツ…一度にたくさん作らず、少しずつ作ること!

バスボムを使ってみた!

完成したバスボムをお湯に入れてみます!!


こんな感じ~♪

楽し~い!!!

まとめ

私のように失敗しないよう
ポイントをまとめておきますね。

これさえ守れば、誰でもできます!

☆ ポ イ ン ト ☆

●水分が入ると発泡してしまいます。なるべく水分量を抑えること!

●混ぜたら急いで型に詰めること!ギュギュっと詰めてくださいね。
 
●1~2時間したら型からはずすこと!そのまま乾燥させます。

●できあがったら密閉容器で保存。

いかがでしたか?

理科大っ嫌いな私。
でも最近少しだけ好きになってきました。

自分の興味があることを絡めると
理科も好きになれるんですね~!


夏でも冷房で手足は冷えています。

まずは手湯や足湯で楽しんでみるのがいいかも? 笑


夏休みに是非作ってみてくださいね。

次回の食オタノートもお楽しみに~♪