実は私、セロリがちょっと苦手でした…。
でもそんな私を、セロリ好きにさせた農園があるんです!
それは千葉県銚子市にある、Lindo-tomaco,Farm(リンドトマコファーム)さん。
ここ、セロリの収穫だけじゃなく、トマトの収穫体験が一緒に出来るんですよ~♪
今は両方が収穫できる時期!(取材日は5月27日)
ということで、
セロリ&トマト狩りにレッツゴー♪
※時期によりセロリ・トマト片方だけの受付となります
<参考>
トマト…5月下旬~7月上旬、9月上旬~10月上旬
セロリ…5月下旬、12月~2月
セロリ&トマト狩りへ行こう!
野菜ソムリエの資格を持ち、日本一になった経歴も持つ、私がレポートします♪
Lindo-tomaco,Farm(リンドトマコファーム)さんへは、
JR総武本線の「猿田」駅から徒歩19分ほど。
電車で行っても、歩ける距離なのは嬉しい!
車で行っても、農園内に停めさせていただけますよ~。
お出迎え
こちらが、ファームの石毛麻里子さん。
可愛らしい方~♡
でも実は、やり手の農業女子!!
野菜ソムリエプロの資格を持っていたり、ご自身でカフェもやっていたりするんです。
※石毛さんのカフェは、JR椎柴駅前の地酒Bar「酒論たかしま」さんの店舗内にて毎週金曜・土曜日ランチタイム限定でやっています。詳しくは訪問時に石毛さんに聞いてみてくださいね!
リンドトマコファームさんは、麻里子さんはじめご家族で、セロリ・トマトなどの栽培をされています!
準備と持ち物
まずは持っていく物を確認。
<持ち物>
・セロリが入る大きな持ち帰り用袋(電車の場合)
・汚れても良い服装(トマトの場合は白服は避けた方が良い)
・汚れても良い靴(雨の場合は長靴)
●セロリ持ち帰り用袋
特に電車で行く場合は、セロリを持ち帰るための大きな袋が必要です!
普通のエコバックや買い物ビニル袋じゃ入りきりません!
目安は、IKEAのあのレジャーシートのように大きい青い袋くらい!!
車ならまぁ、そのままセロリ積んでも良いかな?
もちろんトマト収穫のみの場合は、エコバックで十分です。
●汚れてもよい服
トマトもセロリもハウス内での収穫ですが、夏でも長袖+ズボンで。
(※腕をカバーするため、軽い長袖を羽織ると良いです)
「このシミ、ぜんぶトマトの汁なのよ~」
と石毛さんの服を見せてくださいました↓
私はこの日、白を着て行っちゃったのですが…
特にトマト収穫の際は、シミ注意です!
(着替え場所はないので車の中で済ませましょう)
●汚れてもよい靴
雨の場合、ハウスへ行くまでの道のりがぬかるむかも。
雨の際は長靴持参で!
トマトハウス内にはシートが敷いてあるので快適♪
この日は大雨でしたが、こんな感じ↓
セロリハウスの場合は土の上を歩きますが、セロリもそこまでドロドロにはならないと思います。
●軍手
トマト収穫の際は、軍手必要。
汚れても良いものを持って行ってくださいね。
忘れたら貸し出しもしてくださいます。
途中、わたしも軍手をしていない手で収獲したら、この通り↓
ほか必要な用具は、農園さんのものを使わせてくださいますよ。
★注意 トイレは無いので、先に済ませてから体験にうかがいましょう。
セロリ収穫体験をしてみよう
まず石毛さんに案内してもらったのが、セロリの畑!
すご~い!!!
ずーーーっと、セロリ一面!
圧巻ですよね!!!
セロリってこんなに葉っぱが生き生きしているんだ~!!
とっても美しい~♪
茎もこんなに立派です!
普段、茎が切られたセロリしか見ていないので、改めてこんな風に生えてるんだと、感動です!
これは収穫体験に行った人しか見られない光景ですね♪
セロリ嫌いが好きになる?!
私がセロリ嫌いなのを知って、その場で石毛さんがセロリを手に取り…。
「あのセロリ臭さが嫌なんだよな~」と
恐る恐るかじってみる私…。
ん…、
あ…。
食べられる!
変なセロリ臭さない!!
むしろ、いい香り~♡
もともとパクチーもフェンネルも人参葉も、香味野菜は全般好きだった私。
一瞬でセロリ好きになりました!!(笑)
一緒に行ったメンバー(元々セロリ大好き)も、「これは絶品だわ~」と大絶賛!!
※通常ハウス内での試食はしていません。
いざセロリ収穫!
さぁ、やってみましょう~♪
先も切れるようになっているんですよ~♪
お手本を見せてくださいました。
スライドして切っていきます。
株をナイフで整えたら、
セロリ専用袋に入れます!
ほほぅ。
やってみよう!(←すでにセロリ好きになっているのでノリノリ)
まずは専用袋を、下の写真のような器具にセット。
この「千葉セルリー」袋、わざと裏返しで印刷してあるんですよ~!
あとでセロリを入れると、くるっと包まれる仕掛け!
おもしろ~い♪♪
刃を入れるところを教えてもらって…
収獲、一回勝負です!
やった!
キレイに採れたー!!!!
てか、大きくない?!?!
セロリってこんなに大きいんだ!!
採れたセロリを、器具にセットした袋の上に置いていくと…
スルスルと袋に入っていく~(笑)
下からスポッと取り出せば、完成!
どうしても大きさ的に、
赤ちゃん抱っこになってしまう♪
自分で収獲したものって、愛着沸きますよね~♪
(立派に育てたのは石毛さんなんだけど…汗)
量ってみたら、なんと2.2kgもありました!!
さすがに食べることを考えると、
収穫できるのは1家族1株かな~?
セロリ好きのメンバーも、ひと狩り!
石毛さん、苗から栽培ではなく、種から発芽させて栽培をしているんですって!
収穫させてもらったのは、コーネルという品種だそう。
春夏のセロリも美味しいけれど、冬のセロリの方が柔らかいんですよ♪
セロリは肥料をたくさん必要とする野菜。
石毛さんは化学肥料を極限まで減らして、ご家族みんなで手作りした肥料や、特別な有機の肥料を使用してセロリを栽培されているそう。その時々で肥料も調整されているようで、その愛情がセロリの風味に反映されているんでしょうね♪
ということで、
セロリの収穫はここまで。
レクチャーを含めても10分ほどで出来るかな?
体験時間はあっという間だけれど、セロリ畑に入れて収穫できるって、とっても貴重な体験!!
トマト狩りに挑戦!
お次は…
わ~い♪トマト狩り♪
まずはトマトの収穫の仕方を教わります。
この上に親指を当てて、反対側に優しく折ると…簡単に取れます!
やってみましょう♪
※茎を持っている部分がヤケド状態になってしまう可能性があるので、できれば片手で収獲しましょう!
この時は、まだ1段目の収穫が始まったばかりで、かなり低いところにトマトがなっています。
石毛さんも、かなりの低姿勢で収獲!
収獲作業大変ですね~。
おぉ、ハート形のミニトマト発見~♡♡
トマトベリー!(切るとハートのかたちの品種)
ほかにも黄色やオレンジ、緑や茶色、マイクロトマトなど、様々な品種がありました!!
※収穫できるトマト・栽培しているトマトは、その時々によって様々です。何種類もの収穫ができない場合もあるとのことです。
天狗のようなトマトも発見~♪
ミディトマトが変形したものみたい。
これは畑でしか出会えない!(笑)
と、ハチさんも登場!!
↓どこに蜂が居るか分かりますか?
マルハナバチと言って、授粉用なんだそう。
葉っぱの影に隠れているかもしれないので、奥のトマトに手を伸ばすときは注意してくださいね!
※収穫体験の際は蜂もお家に帰ってもらっていますが、まれに残っている子がいるようです。
さぁ、袋にいっぱいになりました♪
これにてトマト狩り終了~!
トマト狩りの所要時間は30分くらいでした。
農園の帰りがけに、道の駅「季楽里あさひ」(←大型で品揃えも良かったです)、少し足を延ばせば九十九里。
近隣で一日遊べそうですね!
収穫したセロリ&トマトを
自宅で堪能しよう!
野菜ソムリエの資格をお持ちの石毛さんに、保存方法や美味しい食べ方をうかがってきました!
セロリの保存方法と食べ方
家に帰ったら、とにかく最初にやること。
それはセロリの葉っぱを取り分ける!
このひと手間で全然変わるみたいです!
でももちろん早めに食べた方が美味しいですよ~!
佃煮やふりかけにするのがオススメですよ~!
佃煮にすると1か月くらい日持ちしますよ~。
でも美味しくて、すぐになくなっちゃいますけどね(笑)
ということで私も、
細い茎の部分と葉っぱで佃煮に。
これ、ご飯がメチャ進みます!!
食べ方を変えて楽しんでみてください♪
●株の内側のセロリ
色が薄くて黄色っぽい、柔らかいのでサラダに
●株の外側のセロリ
緑が少し濃い、シャキッと炒め物や漬物に
石毛さんに教えていただいて、私がはまったのは…セロリ餃子!
野菜はキャベツを入れずに、セロリとニンニクだけ!
葉っぱを入れると、また香りが良く美味しい~!!
ちょうどお近くの、てげなファームさんで収穫体験させていただいたニンニクもたっぷり入れて♪
トマトの保存方法と食べ方
え、トマト???
保存する間もなく…。
車の中でパクパク食べてしまいまして。
おうちに連れて帰ってこれたのはこれくらい!
すぐに食べきっちゃいました!(笑)
石毛さんの所では、土(大地)にトマトを植えています。
なので、しっかり土で育ったトマトの味がしますね!
体験の魔法と、本物の美味しさ
もともとセロリが苦手だった私が、トマト狩りにつられて行ったLindo-tomaco,Farm(リンドトマコファーム)さん。
自分でも、こんなにセロリが食べられるようになるなんて意外!
セロリ嫌いを好きにさせた農園のセロリ。
ここには収穫体験の魔法と、セロリ好きも絶賛するセロリがあります!
そしてトマト狩りでも、株ごとに違うトマトの香りが楽しめるんです♪
ぜひ皆さんも体感しに行ってみてくださいね!