TVでも取り上げられて、大人気の細谷農園!
( ≫細谷農園たまねぎ狩り体験記事 )
5月の「白子たまねぎ狩り」が有名ですが、
実は9月には、こんな収穫体験も出来るんです!
それは…
「落花生」の収穫体験!
細谷農園で収獲できるのは『おおまさり』という品種。
とっても大きな落花生なんです!
そして『おおまさり』は、採れたてを茹でて食べるのが超絶美味しい♡
細谷さんから「そろそろ掘れるよ~」との連絡が。
さっそく行ってきました!!
落花生おおまさり収穫体験に
いざ細谷農園へ!
野菜ソムリエの資格を持ち、日本一になった経歴も持つ、私がレポートします♪
千葉県白子町にある細谷農園へは、
車でのアクセスが良いですが、電車+バスでも行けます!
※茂原駅からバスに乗って、幸治橋バス停下車徒歩1分(詳しい住所は予約後に分かります)
こちらが、細谷啓子さん♡
細谷さんは、本当に柔らかくて明るい方で、
収穫体験の初心者や慣れていない方でも安心~♪
細谷さんに誘導され、
収穫体験をする落花生「おおまさり」の畑へ!!
※今回は撮影&取材ということで、実際の収穫体験の畑と違う場所で収獲させてもらいました。実際体験するのは、玉ねぎ狩りと同じ畑の場所になります。
あまりの日差しの強さに、細谷さんがテントを張ってくれました~!
日陰があるのありがたい~~!!
収穫体験の持ち物
しかし…炎天下の畑は、暑い。
取材日8月27日の気温、32度。
溶けます…。
<持ち物>
汚れてもよい服装と靴、軍手、帽子、飲み物
帽子
9月に入っても暑い日が多いので、熱中症に注意ですね~!
大人も、帽子必須です!
服装
農作業着でなくて全然平気ですが、ジーンズ程度の畑に入れる服装で。
(※着替え場所はありません)
女性で焼けたくない方は、日焼け止めを。
アームカバーか袖のある服がオススメです
畑って、想像以上に焼けますよ~!
汚れても良い靴
長靴までは必要ないかな?
スニーカーで十分な気がする。
白子特有のサラサラの砂地なので、ちょこっとだけスニーカーに砂が入りましたが。
その他
ほか、収穫した落花生を持ち帰るエコバックなどを持っていくと良いと思います!
あと、水分も必ず持って行ってくださいね!
飲み物は、落花生の生えていない所、畑の外で飲むのがマナーですね~♪
また畑にはトイレがないので、
先に済ませてから伺いましょう!
落花生おおまさりの収穫体験
さぁ!
落花生おおまさりを収穫してみましょう♪
まずは細谷さんに、収穫方法を教わります。
こんな風に地中にささっているんですね~!
この管の下に落花生がある!…↓
広がっている周りの茎を少しづつ抜いて、ひとまとめに持ちます。
1株を両手で持てたら、真上に抜く!
すると…
オォォォ!!!大きな落花生!
今回は1セット=1kgのおおまさりを収穫します!
「だいたい3~4株くらいで1kgになるかな?」
と、細谷さん。
なのでまずは、3株くらい抜いて様子を見てみましょう!!
まずは周りの茎をひとまとめに持って。
上に引っ張ると…
おお~!
するっと抜ける!!
そっか!!
白子は砂地だから、軽く抜けるんだ!
これは子どもでも、力が弱い女性でも体験しやすい♪
(ずっと前に、粘土が混じる畑で落花生を収穫させて頂いたことがありますが、硬くてうまく抜けず、結局手で掘ったが要った記憶があります…。砂状地だとこんなにラクにキレイに抜けるなんて!)
満足気(笑)
抜いた後に軽く振ると、砂がシュルシュル落ちます!
そっか!!
砂だから、洗ってないのに落ちてキレイ。
もうひとりのメンバーも「やってみたい」と参戦!
が。
ひと株がどこだかわからず…
細谷さんにレクチャーしていただきます。
株の真ん中に、根っこがあるんです。
この根っこを上に引き抜くイメージ!
落花生がついてるのは根っこじゃなくて、その周り。
今度は上手に抜けました!
落花生の根粒菌?
しかし、落花生の根っこ。
なんだかブツブツしているんですね↓
根っこのブツブツは健全に育った証らしい!
収穫体験の時は、この根粒菌もぜひ生で見てみてくださいね!
落花生をもぎとり&選別しよう
まずは3株抜けました。
こう見ると株によって、ついてる個数が全然違いますね。
1キロになったかな~?
ここから落花生を”もぎ取り”します♪
「じゃあこれに座って」と細谷さん。
出た!
お風呂の椅子!(笑)
これが何気に、畑で座ると心地良いんです♪(笑)
自分が抜いた株の落花生をもぎ取っていきますよ~。
くだの付け根をひねり取ります↓
意外と簡単にもぎ取れます。
取ったらカゴへ入れていく~。
この作業、好きかも♪
おおまさりって、落花生の中でとっても大きな品種。
小さいさやは、中に豆(=食べるところ)が出来ていないので、省きます。
普通の落花生サイズでも小さいくらいみたい。
網目がハッキリしているものほど、
中もしっかり成長しているとのこと!!
※取材時は、収穫はじめの時期のため、全体的にまだ網目が濃くなっていないものが多いです
←向かって左=網目がまだ薄い
右=網目が出て中身も成熟
< 合格 >
・網目がはっきりして大きい
・緑になっているものもOK
・丸い1個粒でも育っていればOK
←小さいものは中がまだない!
< 省くもの >
・小さすぎる
・虫食って穴が開いてる
・触って柔らかくて潰れる
しかし落花生って、この選別作業…
生産者大変だろうなー!!
人の目で何度も、
しかも別の人がチェックするらしいですよ~。
1kgの落花生ってどれくらい?
3株もいでみて、これくらいになりました!
1キロにはまだ足りないかな~??
もう1株、抜かせてもらうことに。
もぎもぎして、
選別に合格したものだけ袋に詰めていきます。
計ってみると…
なんと、ジャスト1キロ!!!!
すご~い、ピッタリ♪
なんか嬉しい♪
しかし1キロって少ないかなと思ったら…
意外とあるんですね!!
収穫体験、これにて終了です~♪
所要時間、2人で1キロ収獲して
だいたい30~40分くらいでした!
ひとり1kgでも、2人で1kgでもオッケー。
グループでまとめて何キロか体験してもいいかもしれないですね♪
収穫した落花生を食べよう!
細谷農園で収獲できるのは「おおまさり」という品種の落花生。
【おおまさりの特徴】
・一般的な落花生の約2倍の大きさ
・生の落花生を茹でる「茹で豆」で食べるのが一般的
通常、落花生は収穫後に畑に干してから、乾燥落花生として食べます。
が、おおまさりは違うんです!
収穫後すぐに、茹でて食べる!!!
落花生おおまさりの茹で方
ということで!
細谷さんにおおまさりの茹で方も教わってきました!
まずは、汚れを洗い落とします。
ゴロゴロとお米を研ぐように…
砂地なので汚れも落ちやすい!
そして、殻付きのまま水から茹でて、
塩ゆで40分!
茹でたら自然に冷めてくるまで、
鍋のお湯に入れたまま放置します~!
塩ゆでの塩分量ってどれくらい?
1キロのおおまさりを茹でるのに、
水2.5リットル+塩50gを目安に。
これだとしょっぱいという人も居れば、もっと塩入れた方が好きという方もいますので、塩分は好みで調整してください。
※半分の500gづつ茹でるなら、水1.25リットル+塩25g目安
ゆで時間って?
ゆで時間40分が目安です。
が、落花生は茹ですぎて溶けてしまうこともないので、厳密にしなくて大丈夫!
だいたい時間が来たら、1つ食べてみてOKならそれでよしです♪
茹で方が書いてある紙も頂けるので、そちらもご参考に~♪
生の落花生の保存方法は?
落花生おおまさり1キロって、これくらい↓
意外と量ありますよね!
家族3~4人で食べるには、1回じゃ余るくらいかも。
おおまさりの保存ってどうすればいい?
収穫後おうちに帰ったら、早めに茹でてしまうのが基本ですね!
次の日にしようかな~という時は、冷蔵庫へ。
ただ洗わないで置いておくと、若干砂が落ちにくいかもしれないです。
茹でたら何日くらいもつ??
2日間くらいかな?
3日たつとぬめりが出てきますね。
茹でて食べきれない分は、小分けにして冷凍保存が良いですよ!
食べる時は自然解凍・レンジ加熱どちらでもOK!
掘りたておおまさりを実食!
茹で上がったおおまさり!
贅沢にも、畑への小道にて
キャンプ気分で食べさせていただきました!
※取材ということで特別に、細谷さんのご家族にご協力いただき茹でていただきました。通常は茹でてお出ししたり試食等はありません。
茹で上げ、いただきますーー!!!
割ってみると…
わぉ~♡
出てきた!立派なおおまさり!
んん~っ!!
甘くてほっくりしてて
…うまっ!!!
と…、止まらない。
同じピーナッツとは思えない!
一緒に行ったメンバーも「うまー!」と。
落花生の上手な殻の剥き方
細谷さんに上手な殻の剥き方を教えていただきましたよ~。
お尻でも頭でもどっちでも、
キュッとなっているところを指で押します。
パカッと口が開いたら、
そこから殻をあけていけばOK!
ほんとだ。簡単!
茹で落花生を食べる時は、手がびちょびちょになります。
お手拭き必須~♪
収穫体験の醍醐味
自分で収獲すると、ちょっとまだ未熟なものも混じります。
少し色が白くて、網目がハッキリしていないもの。
中の豆は小さいですが、
これが柔らかくて、私は好き!
こういう食べ比べできるのも、収穫体験の醍醐味ですね♪
細谷農園の近くには、白子温泉や海もホントにすぐ近く!
おおまさりのお取り寄せもできます!
ぜひ九十九里の海風をイメージしながら、
ショートトリップしてみてくださいね♪