玄米
玄米とは、精米されていないお米のことで、ぬか層や胚芽がそのまま残っています。玄米だけでは食べずらいなと感じる時は、白米とブレンドして炊くと良いですよ。
炊き方
玄米を美味しく炊くには、浸水がポイントです。まずは玄米を洗いますが、このように玄米同士をこすり合わせるようにすると、表面に傷がついて水が粒内部まで染み込みやすくなります。洗ったら6時間程度浸水して、しっかりと水を吸わせましょう。40℃程度のぬるま湯を入れてあげると、水の吸収を促進することができます。
炊くときは新しい水に取り換えます。1合に対して250~300mlを、計量カップで別で量り入れると、柔らかく炊くことができますよ。塩を入れることでも、水の吸収を促進したり、玄米特有の苦みを中和する効果もあります。(1合塩ひとつまみ)また炊飯器の玄米モードだと、より柔らかく炊けます。
発芽玄米の作り方
玄米はひたひたの水に4時間から1日浸すことで発芽玄米になります。(発芽条件30℃~37℃で4時間、積算温度100℃)数時間おきに水を取り替えて管理をして、先に小さなツノが出てくれば成功です。通常の玄米同様に炊飯しましょう。
煎り玄米の作り方
また玄米は、煎り玄米にするのもオススメです。フライパンで生の玄米を乾煎りして、透明感がなくなって色が変われば完成です。そのままおやつやおつまみにしたり、サラダのトッピングにしても美味しいですよ。
保存方法
お米を保存するときは、ジップ袋やタッパーなど密閉できるものに入れ替えて、冷蔵庫へ入れます。温度変化によって米粒に水滴がつくと劣化してしまうので、冷蔵庫からの出し入れは迅速にしましょう。また米は匂いを吸着しやすいので、臭いが強いもののそばに置かないようにしましょう。