日野菜カブ
日野菜カブは、細長い形をしていて大根のようにも見えますが、カブの仲間です。
滋賀県の伝統野菜で、ピンク色に染まった日野菜カブの漬物「桜漬け」が、滋賀の特産品として受け継がれています。
調理方法
日野菜カブは洗ったら皮は全部剥かず、気になる根の部分を包丁で取り除きます。同じ大きさに切ったら、ぜひ浅漬けや甘酢漬けやピクルスなどにしてみましょう。赤い部分にアントシアニン色素があるため、お酢を使用すると赤く発色して全体がピンク色に染まります。
また赤紫と白のコントラストが美しいので、生のままサラダや、バーニャカウダにして食べてもオシャレですね。
半割にしてバターソテーやグリルで焼いても美味しいですよ。
日野菜カブは、一般的な白カブとはまた違う、少しほろ苦さのある独特な味わいです。
保存方法
保存は一般的なカブと一緒です。
届いたら葉とカブ本体はすぐに切り分け、葉の部分は早めに使いましょう。葉っぱは炒め物や菜飯にしたり、赤い茎の部分は漬物に一緒に漬け込むと色を活かせますよ。