レンコンとは
レンコンは蓮の地下茎です。時間が経つほど味が落ちるので、早めに食べましょう。
節による違い
レンコンは節によって食感が異なります。先端の1節目は「芽バス」とも言いますが、柔らかくてシャキシャキさせたい料理、酢の物・きんぴら・サラダなどに向いています。2節目はバランス型なので、煮物や揚げ物などに。3節目以降はゴリゴリして粘りが強いので、すりおろして使ったり、もっちり感を活かす料理などにも向いています。
切り方と食感
また、縦切りか輪切りかによっても食感が変わります。繊維に沿って切る縦切りは、歯ごたえをしっかり感じられる切り方です。輪切りは繊維に沿って食べるので柔らかく感じます。輪切りにして焼く「れんこんステーキ」もオススメの食べ方ですが、厚切りにしてフライパンでじっくり蒸し焼きにすると、レンコンの歯触りを楽しむことができますよ。
食べ方
煮物にする時は乱切りにすると、表面積が大きくなり味も染み込みやすくなります。
レンコンはすりおろして使うこともでき、だし汁やみそ汁、生姜スープなどに入れて、ひと煮たちさせる「すり流し」も美味しいですよ。肉団子やつくねに混ぜると、ももちもち感を出せます。
下処理
レンコンは全ての料理で酢水にさらす必要はありません。酢水にさらすのは色を白く保つためとシャキシャキ感を出すための下処理です。(表示:水500mlに酢大さじ1程度=濃度3%)。長時間さらしすぎると栄養成分も流れ出てしまうので、5分程度にしましょう。
保存方法
レンコンの保存は高温・乾燥・光を避けます。節ごとのまま湿らせたペーパーで包み、ポリ袋に入れて冷蔵庫へ入れましょう。