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サトウキビ

サトウキビとは

サトウキビはお砂糖の原料で、日本では鹿児島県南西諸島や沖縄県で栽培されています。イネ科の多年生植物で、成長すると3m~6mにもなります。

 

食べる前の確認/注意

生のサトウキビを入手したら、まず食べられるかどうか、見た目・匂いをチェックしてください。酸っぱい匂いがしたら、食べるのをやめましょう。サトウキビは糖が多い分、発酵も進みやすいです。

また中が赤く変色している場合は、カビの可能性があります。「かび毒」の一種で、食中毒になりますので、口にしないでください。※加熱しても分解できません。中枢神経系に影響を及ぼし、めまい・吐き気・けいれん等を催し、重篤な場合は昏睡状態・命にかかわることもあります

切り口が酸化して褐色になっているだけであれば大丈夫ですよ。

 

食べ方

サトウキビの食べ方ですが、主に「かじって甘い汁を吸う」のが一般的です。

まずは周りの皮を剥いでいきます。サトウキビをまな板に立てて、上から包丁をあてて、トントンと叩くと刃が入ります。すると繊維に沿って、このように切ることができます。刃こぼれの可能性もあるので、よく切れるがダメにしても良い包丁を使うのがおすすめです。全方面同じように皮をはいだら、両端を切り落として口に入れやすい長さに切ります。それを4~8等分くらいに切り分けましょう。

これを奥歯でかじってみてください。甘い汁と青い風味が口いっぱいに染み出します。汁を吸い終わった繊維は食べることはできません。口から出して捨てましょう。

保存方法

サトウキビは、生のままですと保存しずらい作物です。収穫から6日後くらいまでが推奨消費期限ですので、届いたら早めに食べましょう。

乾燥に弱いので、ジップ袋などに入れてしっかり密閉します。冷暗所のような常温での保存も可能ですが、冷蔵庫で保存した方が雑菌の発生や発酵を押さえられます。寒暖差も痛む原因になりますので、一度冷やしたらできるだけ温度を保つと良いですよ。