ワラビとは
シダ植物の一種で、葉の開いてない若芽を、私たちは山菜として食べます。ワラビには「プタキロサイド」という発がん性のある天然毒が含まれるため、必ずアク抜きをしてから食べてください。そのまま食べると中毒を起こすため、注意が必要です。
下処理方法
穂先を手でしごくようにして取り除きます。根元が硬ければ少し根元も切り落とします。軽く水洗いしたら、輪ゴムやひもで小分けの束にしておくとアク抜きを行う際に作業がしやすいです。
アク抜き方法
ワラビのアク抜きの仕方ですが、重曹と、ワラビが入るようなバットかお鍋を用意します。ワラビが200g程度であれば、重曹液は500㏄作ります。鍋に水500㏄と小さじ1/2~1の重曹を入れ、加熱します。濃度は濃すぎると味や食感が悪くなるので、1%以下で大丈夫です。重曹液の粗熱がとれて、手で触って熱いくらいの温度になったら、ワラビを浸していきます。上からお皿+重しなどをして全部がお湯につかるようにしてください。そのまま12時間ほど置いておきます。半日後、水を何度か取り替えてキレイな水で数時間~半日ほどつけたら、ワラビのアク抜きの完了です。
食べ方
醤油やめんつゆをかけておひたしで食べたり、蕎麦とあわせて食べるのも美味しいです。
また、たたきにして、ネバネバを味わうのもおすすめです。
保存方法
アク抜き後は水に浸した状態で冷蔵庫に入れ、毎日水を取り替え約1週間保存可能です。また食べやすい大きさに切って小分けにして、冷凍保存しておくと便利です。