食オタ|食の資格者コミュニティ

発酵パワーでかんたんキムチの素づくりに挑戦!

寒くなってきましたねー。

寒い季節にはキムチやキムチ鍋など辛いものが食べたくなりませんか?

温まるんですよね~。


何を隠そう、私は辛いものが大好き!
キムチも、キムチ鍋も大好き!

家で手軽に作れたらいいですよね♪

キムチは「キムチの素」があれば、簡単に作れちゃいます!!

ん?「キムチの素」がない?

それなら簡単に作っちゃいましょう!
またもや 発酵 の出番です。笑

キムチの素をつくるには?

キムチとは?

まずはキムチって何か、整理しておきましょう!

キムチも発酵食品。

キムチ…白菜などの野菜を塩漬けにし、水切りをしてから唐辛子、にんにく、果物、魚介の塩辛などに漬け込んだもの

発酵が進むことで独特の旨味が生まれ、ビタミンや乳酸菌が豊富なお漬物になるのです。
でも発酵が進み過ぎると、酸っぱくなってしまうので注意してくださいね。

美味しいキムチ自分で作りたい。でも難しいのはイヤ!

漬かるまで待てない。
早く食べたい!

それを叶えるためには「キムチの素」がお勧め。

少ない材料で、簡単に作れて、そして美味しければ最高ですね!


ということで!!簡単にキムチの素を作ってみましょう!

◆発酵食品の力を借りよう!

どうやったら簡単にキムチの素が作れるか??

ポイントは「発酵食品」です!!

「ある発酵食品」の力を借りると、劇的に簡単で美味しく出来るんです♪

その発酵食品とは…?!

こちら!↓

甘酒!


甘酒と言っても、普通に飲む甘酒ではなく、いわゆる甘酒の素といわれる濃縮タイプのもの。

そこに味噌や醤油などを組み合わせることによって、時間をかけて乳酸発酵をさせなくても旨味やコクを出すことができるんです。


たまには本格的なキムチも食べますけどね。

甘酒を使ったキムチの素作りに挑戦

それでは!
甘酒を使って簡単キムチの素を作ってみましょう!

2つの方法で作ってみます~!

①甘酒+えのきだけを使う方法

私に麹の作り方を教えてくれた先生が、甘酒とえのきだけで作る簡単キムチの素を教えてくれました。

「え?えのきだけ??」
って感じですよね 笑

でもこれが美味しいんです。

えのきだけがないとこの旨みが出ないんです。

一緒に作ってみましょう♪
材料はこちら!

材料
・甘酒
・えのきだけ
・醤油
・韓国唐辛子粉
・にんにく
・しょうが
・だし粉
・味噌

材料それぞれの分量はこれぐらい。


まずは、えのきだけをざく切り。

醤油でさっと煮て、冷まします。

すべての材料をミキサーにかけます。


以上!

なんて簡単な…。


できあがりはこちら。

こんなペースト状になります。


発酵食品の相乗効果に、えのきだけの旨味もプラスされて、いい味を出しています。
甘酒、味噌、醤油のパワーってすごい!

②甘酒+梅酢を使う方法

今度は甘酒に、
梅酢をプラスして作ってみましょう!

材料はこちら

材料
・甘酒
・梅酢
・醤油
・韓国唐辛子粉
・にんにく
・しょうが
・だし粉

甘味は甘酒で、魚介風味はだし粉で出します。

つくり方は…
ミキサーで混ぜるだけ!!

こちらが完成したキムチの素。


甘酒、梅酢、醤油という発酵食品が、複雑な味を出してくれています。

どちらの素も作ってすぐに使えます。

和えてなじんだら、
すぐに食べられますよ~。

お試しあれ!

キムチの素を使ってみよう


完成した2つのキムチの素を使ってみました~。

①甘酒+えのきキムチの素

私もこの方法に初めて出会った時は驚きました。

実際に作ってみてビックリ!
おいしい~♪

それからはこの素を使って、手軽にキムチやカクテキやお鍋、楽しんでいます♪

こちらはカクテキ!

甘酒+えのきののキムチの素で作ったお鍋はこんな感じ。

ついでにエノキも入れました!

 お鍋の右手前には自家製のきくらげが…笑 

えのきだけを醤油で煮るのなら、
なめ茸でも代用できるのでは?

今度こっそりやってみます!笑

②甘酒+梅酢キムチの素


きくらげやオクラを和えてみました。


まこもだけもやってみましたよ。


定番の白菜も…。

かんたん~♪
美味しい!

この秋冬はいろいろ和えて、
楽しもうと思います。

番外編!本格バージョン

◆本格的な素にも挑戦!

この機会に本格的なキムチの素にも挑戦してみました。

まずは、市販のキムチのラベルを見て研究。

魚介や果物、各種調味料などがたくさん入っていますね~。
それにしても材料が多い!

今回は手に入ったアミの塩辛や梨で作ることにしました。

ニラやねぎ、大根もたっぷり。

美味しくできるかな?


唐辛子は3種類をブレンドしました。

日本の唐辛子ではなく、韓国唐辛子の粉を使っています。


他に、魚醤や昆布茶で旨味を足しました。

冷凍保存ができるので頑張って少し多めに仕込みました。


完成!
美味しくできました~。

これでいつでも楽しめます。

キムチ専門店に行ってみた

本格ついでに完全無添加のキムチ屋さんにも
足を運んでみました。


味にクセのないものならたいてい漬けられるとのこと。

でもよく見るとお店にはえごまの葉やパクチーのキムチが…。

結局プロの手にかかれば何でもいけるのかもしれませんね。

アボカドのキムチやたっぷりの生姜を刻んだものも
いただきました。

う~ん、美味しい!!

振り返り


発酵で楽しむ簡単キムチの素はいかがでしたか?

発酵食品を数種類組み合わせることによって相乗効果が生まれ、より複雑な味を生み出すことができます。

何より材料が少なくていいことが嬉しいですね。


これから迎える本格的な寒い季節。

工夫次第でいろいろな味を
楽しんでください。

手作りだからこその自分スペシャルを
作ってくださいね~!

次回の食オタノートもお楽しみに~♪