この夏は、何度目かの「タピオカ」ブームでしたね~。
食材店からはタピオカが消えました。笑
そしてタピオカ屋さんで飲むと、結構お高い!
なので「誰か作ってみて~!」と。
うちにはなぜかタピオカ粉がある。
…これは、やるしかないでしょ!
ということで、今日の食オタノートは
「タピオカ」をつくってみます!
果たして、タピオカって、野菜オタクネタとして成立するのか??
タピオカって何?
◆タピオカとはキャッサバ!
そもそもタピオカの原料って何か知っていますか?
「キャッサバ」という芋なんですよ!
キャッサバって、こんな感じ↓
(つたない絵ですみません…)
キャッサバ芋、だから「野菜オタク」ですよね!
このキャッサバ芋から作られるのがタピオカ粉なんです!
キャッサバは、じゃがいもに次いで世界の総生産量、第2位!!
主な産地はナイジェリアやブラジル、東南アジアなどの熱帯地域です。
日本でも少量作られているそうですが、私は実物を見たことがありません。
◆流行りのタピオカミルクティーを研究
まずは…タピオカ屋さんにGO!笑
研究しなくちゃね。
お勧めのタピオカミルクティーを注文。
タピオカの食感や硬さをチェック。
ほのかに黒糖の味が。
ふむふむ…。
お店によっても、タピオカの
柔らかさや粒の大きさも違いますね!
モチモチ具合いや粒の大きさは人によって好みが分かれるかも!
手作りしたら、自分好みのタピオカを作ることができますね!
では早速チャレンジしてみましょう!!
タピオカを作ってみよう!
まずは材料を集めてみました。
いろいろ聞いたり、調べたり…。
タピオカの粒を、あの大きさにするのが結構手間なのかも?
大きいとストローを通らない!?
まぁ、まずはやってみましょう!
チャレンジⅠ:タピオカ作り初挑戦!
①砂糖水を加熱
小鍋に水と砂糖を入れて混ぜながら加熱します!
とにかく混ぜること!
②粉を入れて一気に混ぜる
ふつふつしてきたらタピオカ粉を入れ、一気に混ぜます!
ここは真剣勝負!!
③こねる
粘りが出てきたら火を止め、ひたすらこねこね。
少しぐらいのダマはこねればOK!
④小さめに丸める
茹でムラを防ぐために粒の大きさを揃えて丸めます!
これがなかなか手強い…
なんか、ごつごつしてるなぁ…。
⑤茹でる
約30分茹でます~!
そして、そのまま20分おきます。
茹であがりはこんな感じ!
なんとなく丸くなったので、
ほっ…♪
完成~!!
タピオカに弾力があるので、丸めるのに苦労しました~。
でも茹でると、それなりになるので大丈夫!
このくらい透明になるまで茹でます。
この量だからできるけれど、多いと無理かな?
そしてタピオカは、もとは透明でした!
なんとなく黒いものが多いのでタピオカ=黒のイメージがある人も?
お店のものは黒糖や色素で色付けしているんですね!
味わってみた
さっそくタピオカミルクティーに!
丸く見えないことが残念…。
でも、ちゃんとモチモチのタピオカになっていました!
感想
丸めることが苦にならないなら、この方法でOK!
ラップを活用し、乾燥させないこと!
そして、黒糖で色を付けたらよかったかな?
思ったより丸めるのが大変だったため、他のやり方を考えてみま~す!
チャレンジⅡ:しぼり袋で丸めるのを簡単に!
今度は、丸めるのを簡単に!
丸い口金の付いた「しぼり袋」で
タピオカを絞る方法はどうでしょう??
でも、粘度があると絞りづらい!
なので、粉の量を調整。
次の3パターンの粘度で実験してみます。
◆粘度比較
A タピオカ粉 20g
B タピオカ粉 30g
C タピオカ粉 40g
ほかの材料は、
・砂糖10g
・水100cc
でA、B、Cとも統一です。
今回色付けもかねて砂糖は「ココナッツシュガー」に。
茶色いタピオカを目指します!
それでは作ってみます!
材料をすべて小鍋に入れて弱火でしっかり混ぜます。
とにかく混ぜます。
トロっとしてきた!
しっかり練っていると…
透き通ってきました!!
ここまでしっかり練ったら火を止めます。
少し冷めたら絞り袋へ入れて丸く絞ります~!
氷水に落としてみました。
絞りだして丸くなったらスプーンなどで切って落とすイメージ。
意外に簡単!
氷水は多めの方がいいです!
そうしないと、くっついてしまいます。
時々かき混ぜるのを忘れずに…。
イクラを連想したのは私だけ?!笑
Aは、少し柔らかいかな?
もう少しタピオカらしい弾力がほしい~。
B、Cも同様にやってみると…
Bはまだ柔らかくて、Aとあまり変わらないかな~。
Cはちょっと硬くて絞りづらいけれど、
食感はいい感じ!
A タピオカ粉 20g |
B タピオカ粉 30g |
C タピオカ粉 40g |
ほかは、砂糖10g・水100cc。
◆感想
柔らかめのタピオカが好きな方や、しぼり出しが楽なのは、B。
モチモチの食感が好きな方は、Cの分量がオススメ!
私としてはCの弾力がちょうどいい。
丸めなくていいので、このしぼり袋の方法はお勧め!
絞る作業も結構好きかも?
注意しなくてはいけないのは、必ず多めの氷水に落とすということ。
でもさっきに比べ、かんた~ん!
そして、この方法の良いところがもう一つ!
しっかり練って透明になっていれば長時間茹でなくてもいい。
わらび餅的な感じ?!
◆味わってみた
マサラチャイに入れてみました。
透明よりも、少し色がついていた方が
タピオカらしさを感じますね!
タピオカ粉以外で作れないか検証
おうちでタピオカは作れました!
タピオカ粉は製菓材料店や輸入食材店、ネットなどで手に入ると思います。
でも、なかなかタピオカ粉入手が…。
ほかに、おうちにあるもので代用できないかな~!!
チャレンジⅢ:片栗粉・白玉粉で代用できるか?!
あの食感を出すには、成分を考えると…
この2つを混ぜるのがベストかな!?
●片栗粉
●白玉粉
早速やってみましょう!
甘めの飲み物に入れることが多いので砂糖はあえて抜いてみました。
タピオカもどき材料
・片栗粉 40g
・白玉粉 10g
・水 30cc
※砂糖なしバージョン。甘くするときは好みの量入れてください。
まずは白玉粉。
粒が大きいため、粉にします!
スプーンでつぶしてもいいし、手でもつぶせます。
ミニすり鉢があれば、なお良し!
片栗粉と白玉粉を混ぜて、
少しずつ水を加えます~。
水を加える時は少しずつ。一気に入れてしまうと丸められません!
もしもゆるくなり過ぎたら片栗粉を少~し足すといいですよ。
白玉団子をつくる要領ですね!
ひとまとめになったら、タピオカ大に、小さく丸めていきます。
約20分茹でたら…
氷水に取ります!
この方法も簡単!
できました~!!!
◆感想
食べてみると食感はタピオカ粉よりもっちり。
この食感は好きな人も多いのでは?!
もっちもちで美味しい~!
白玉だんごを作る要領なので、お子さんと作るならこの方法がお勧め。
水は少しずつ加えるのがコツです!
ただし、白玉粉を使っているので置いておくと硬くなります!
作ったら早めに食べるのがオススメ。
◆味わってみた
今度は、バタフライピーのドリンクに入れてみました。
レモンを入れると…
バタフライピーは、酸味が入ると色が変わるんですよ!
甘いタピオカドリンクが苦手な方は、さっぱり系ティーに入れても◎!
チャレンジⅣ:カラフルタピオカ作りに挑戦!
もうこれをやらずにはいられない!
「野菜オタク」ですもん♪
白いままではつまらない。
野菜で色を付けちゃおう!
色を付けるなら白玉粉バージョンの方がやりやすそうですよね!!
片栗粉+白玉粉レシピの水分を減らしてカラフルに挑戦してみます!!
◆カラフルバージョン
味の調和を考えて、この4色に挑戦!
●オレンジ → かぼちゃ ●ピンク → ビーツ ●緑 → ほうれん草&クロレラパウダー ●紫 → 紫イモ |
生地にペースト状にした野菜やパウダーを混ぜ込んでみました!
ジャ~~~ン!!
ベトナム風チェーにしてみました。
美味しい~!
楽しい~!!
◆ハロウィンバージョン
この季節といったら…ハロウィン!
●オレンジ → かぼちゃ ●紫 → 紫イモ |
かぼちゃと紫いもを混ぜこんでみました。
きちんと色も出ました!
可愛い~!!
色がわかりやすいように炭酸の飲み物に入れてみました。
こんな感じのタピオカ!
カラフルでハロウィンらしいですよね!
いろいろ遊べそう!
これならクリスマスカラーもできる~!
家で作るからこそ、工夫して遊べます。
結局甘い飲み物に入れるので砂糖なしでも問題なし!
好きな甘さにできるのもおうちでつくるメリットですね♪
まとめ
おうちでタピオカ作り、いろいろな方法を試してみました。
チャレンジⅠ:タピオカ粉 → 丸める
チャレンジⅡ:タピオカ粉 → 絞る
チャレンジⅢ:白玉粉+片栗粉
チャレンジⅣ:白玉粉+片栗粉 → カラフル
◆タピオカ作り方別感想
うちの家族の感想は…
絞り袋使用の柔らかい感じが一番人気。
白玉粉で作ったモチモチのタイプも美味しいとのこと。
ただ、彼らが本物のタピオカを飲んだことがあるのかは不明!笑
色を付けたものは、男子チームは「???」みたい…。
どれも食感が楽しいと言っているので概ねOKということで…!
ただタピオカは結構高カロリー。
食べすぎ注意です!
タピオカ作り、いかがでしたか?
自分の好みの粉や配合や味を
見つけてくださいね。
少し早いけど、こんなことも♪
楽しいですよ~。
タピオカ用の太いストローを
準備することをお忘れなく!笑
次回の食オタノートもお楽しみに~♪
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