正月の食べ物といえばおせち!!種類が多すぎて余ってしまう…なんてことはありませんか?
食オタが考える、余ったおせちのリメイク方法とは?アンケートを実施しました。好きなおせち料理や思い出のエピソードなどもお聞きしましたよ。
アンケートにご協力いただきました食オタの皆さん、ありがとうございました!!
おせちに関するアンケート結果発表!
食オタな読者にアンケートをとらせていただきました「正月SDGs」。集計結果を発表します!
【ご回答いただいた食オタのプロフィール分布】
食オタが教える「おせち」ランキング
Q おせちは手作り派ですか?購入派ですか?
食オタの半分以上がおせちを手作りすることがわかりました!
次に多かったのが「完成した重箱ごと取り寄せる」、同率で「スーパー等で買ったお重に詰める」と「おせちは食べない」という結果になりました。
おせちは家庭によって様々な楽しみ方があります。
食オタのおせちの楽しみ方を聞いてみました。
Q あなたのおせちのスタイルはどんなタイプですか?
食オタの半分がおせちを重箱にいれることがわかりました。
次に多かったのは「大皿などにのせるタイプ」、その次に「それ以外」という結果になりました。
「それ以外」が1/4もいるとは!詳しくお聞きしたいところですが、ここからはおせちの中身について食オタの皆さんにお聞きしました。
Q あなたのご自宅で人気のあるおせち料理は何ですか?
食オタはどんなおせち料理が好きなのか!16種類のおせち料理をあげて聞いてみました。
アンケートの結果、最も好きなのは1位「黒豆」!
同列2位が「筑前煮」、「栗きんとん」、3位は「えび」と「伊達巻」、4位は「ブリ」、「紅白なます」、「紅白かまぼこ」、「たたきごぼう」、「田作り」、「数の子」でした。
黒豆が堂々のトップを飾るあたり、やはり“まめに過ごす”という縁起のよさと、ほっこり甘い味わいが支持されているのでしょうね。
同列2位の筑前煮と栗きんとんは、“素朴な家庭の味”と“お正月ならではの甘さ”のバランスが絶妙。
3位のえびと伊達巻は彩りや華やかさを演出する定番で、テーブルが一気に明るくなるのも魅力的です。
4位にはブリや紅白なます、紅白かまぼこ、たたきごぼう、田作り、数の子など“お正月の演出部隊”が勢ぞろい。
結局のところ、見た目も味もおめでたいものが、年の初めを彩る主役になるようですね!
Q あなたのご自宅でよく余るおせち料理は何ですか?
1位は人気ランキング2位の「筑前煮」、2位には人気ランキングで1位だった「黒豆」と4位だった「紅白かまぼこ」、3位は人気ランキング4位の「数の子」、「紅白なます」が同列でランクイン。人気ランキング2位の「栗きんとん」、3位の「伊達巻」、4位の「たたきごぼう」が同列で4位でした。
人気ランキング上位のものほど、たくさん作ったり買ったりしがちなため、その分余りやすいのかもしれませんね。また、お正月の最初は“定番”をしっかり食べるものの、日が進むにつれて味や食感が飽きてしまったり、ほかの料理を食べたくなってしまうということも考えられます。いずれにせよ、人気アイテム=余りやすいという興味深い結果になりましたね。次回は少し量を減らして準備したり、アレンジレシピを活用して無駄なく楽しんでみるといいかもしれません。
Q その他によく余るおせち料理があったら教えてください。
他にも余るおせち料理を聞いてみました。
選択肢にあった料理の中からは「昆布巻き」があげられました。選択肢以外からは北海道の郷土料理「松前漬け」、熊本県の郷土料理「辛子蓮根」がよく余るという意見も。
「細く長く幸せが続きますように」という願いが込められた「鶏の八幡巻き」や、長寿を祈願する「チョロギ」といったマニアックなおせち料理もあげられました。
Q 余ったおせち料理はどのようにして食べますか?アレンジやリメイク方法を教えてください。
余ったおせち料理をそのままにしていたらもったいないですよね!食オタの皆さんに余ったおせち料理の楽しみ方を聞いてみました。余ったおせち料理ランキング上位から見ていきましょう!
1位 筑前煮
筑前煮の具材とご飯の相性は抜群ですね!!炊き込みご飯や酢飯にしてちらし寿司にして食べる食オタが多いようです。
中にはカレーやグラタンといった全く違うジャンルの料理へとアレンジする食オタも!!一体どんな味なのでしょうか…気になります。
2位 黒豆・紅白かまぼこ
黒豆
人気ランキング1位の「黒豆」はアレンジの種類も豊富!甘味のおせち料理なのでスイーツにアレンジする食オタが多いですね。アイスに載せるお手軽なものから、ケーキやパンなど凝ったアレンジも!
黒豆の汁も残さず使う食オタも!これぞまさに「SDGs」!!
紅白かまぼこ
「紅白かまぼこ」は酢飯や炊き込みご飯にするのが多いようです。
ちらし寿司をお稲荷さんにして食べるのも美味しそう!正月に普段のご飯にマンネリ化したら「紅白かまぼこ」をアレンジしてもいいかもしれませんね。
3位 数の子・紅白なます
数の子
「数の子」は和食、中華、イタリアンにもアレンジすることができるようです!!
冷凍することで長く保存することもできます。
紅白なます
「紅白なます」をベトナム料理にアレンジする食オタも!!「筑前煮」のアレンジでスパイスカレーを作る食オタもいましたが、おせち料理はスパイスと相性がいいのでしょうか…
4位 栗きんとん・伊達巻
栗きんとん
「栗きんとん」も「黒豆」と同様、甘味のおせち料理。トーストやパイにして食べる食オタが多いですね。他にもスープにしたり焼き餅と一緒に食べても良さそう!
アレンジの仕方がたくさんあって、余ったときにワクワクするかもしれませんね♪
伊達巻
「伊達巻」は鍋やみそ汁などの汁ものにする意見が多かったです。さらには「黒豆」、「田作り」など他のおせち料理と一緒にアレンジする食オタも。
おかずだけでなく、パンやケーキなどのスイーツにもできちゃう!?どうやら「伊達巻」は万能なおせち料理のようです。
Q おせちに使われる地域特有な縁起物の食材はありますか?またその食べ方を教えてください。
→「ゆりきんとん」!?どんな味なんですか!気になります…
松前漬けは北海道の郷土料理として有名ですよね!
初めて食べ時に汁の中で白くなって少しびっくりしながら食べた記憶がありました。
→仙台のお雑煮は具だくさんなことで知られています。いくらが白くなるのはびっくりです!!
→明太子は「子孫繁栄」や「めでたいこ」の語呂からお祝いの席や贈り物としても食べる福岡県の縁起物です!
→辛子蓮根は熊本県の郷土料理ですね!シャキシャキした食感がたまらない!!
→八頭(やつがしら)はおせち料理のお煮しめで使われる里芋です。「子孫繁栄」や「末広がり」という願いが込められています。
→ラフテー、中身汁は沖縄の郷土料理ですね!カステラかまぼこは伊達巻と同じ材料で、こちらは焼かずに厚焼きにしてそのまま蒸したものです。お菓子のカステラのような見た目からカステラかまぼこと呼ばれたそう。
→頭芋(かしらいも)とは京野菜「海老芋」の親芋です。京都では食べると「頭(かしら)取りになる」といわれ、出世のための縁起物として、正月のお雑煮に入れる文化があるそう!
→昆布巻きはおせち料理として全国で食べられますが、北海道が発祥だそうですよ。
サケもニシンも昆布も北海道が有名ですよね!
→のっぺい汁は全国各地に点在していますが、のっぺ汁は新潟県の郷土料理で、汁物というより煮物に近いそう!
Q あなたのご家庭で、ちょっと変わったおせち料理やおせちにまつわる伝統文化があったら教えてください。
→苦手だったのですね…甘いお雑煮、食べてみたいです。
→りんごきんとん!?栗以外でもきんとんが楽しめるんですね!気になる方はぜひ!!
→地元の郷土料理にアレンジするのもいいですね!!地元への愛も深まっていきそうです♡
→北海道では大晦日の夜からおせちを食べる「年取り膳」という風習があるそうですね!早くおせちが食べられるなんて
うらやましい!!
→まさかの鶏のから揚げ!いつも食べているからこそ、正月にも食べたくなってしまうものです。
→新しい服を着るんですね!地域ごとの独特の大晦日が知れて楽しいです!
→鞠麩(まりふ)のお雑煮はかわいくて食べるのが楽しくなりますね!
→ご家庭の伝統がたくさんありますね!みかん寒天の進化、食べてみたいです!
Q 2025年のおせちのトレンドはカジュアル化と言われており、ハイブリッドおせち、オードブルおせち、ご当地おせちなどが注目されています。あなたの気になる○○おせちがあったら教えてください
YouTuberが紹介したおせちやチルドおせち、まだまだたくさん出てきそうです。毎年テーマごとにおせちを考えてみてもいいかもしれませんね!
気になる方は他にどんなおせちがあるかチェックしてみてください!
食オタに聞いた!おせちのエピソード
Q おせちに関する思い出やエピソードを教えてください
最後に、食オタたちのおせちの思い出をご紹介します。
→ 伝統と新しい文化を融合させた素敵なエピソードですね!お母さまの味から学びつつ、沖縄の風習に馴染んで新たな家族の伝統を築く姿勢に温かさを感じます。
→ 懐かしくて心温まるエピソードですね!年末の餅つきは、親戚一同が集まり笑い声が響く、まさに日本のお正月の風物詩です。小さいころから鏡餅を作るお手伝いをしていたというのも、家族の中での絆や伝統の大切さを実感できますね。手でコロコロしながら形を整えた鏡餅の思い出は、きっと今でも特別な記憶として残っていることでしょう。そんな体験を共有できるのは素晴らしいですね!
→ お母さまが愛情たっぷりに作られた特別な茶碗蒸し、とても温かい思い出ですね。甘くて銀杏や栗が詰まった茶碗蒸しは、まさに母の優しさの象徴。今もその味と姿が心に刻まれているのが素敵です。
→ 自分で手作りしたおせちは、たとえ品数が少なくても特別な愛着が湧くものですよね。既製品と組み合わせた工夫も素晴らしいです。地味でも心のこもったおせちは、きっと一層おいしく感じられたことでしょう!
→ お母さまの味を受け継ぎ、ご自身が家族にそのおせちを作るようになったなんて、とても素敵ですね。味の伝承は家族の絆そのもの。次世代へと思い出とともにその味が紡がれていくのは本当に温かいことです!
→ 最初は少しショックだったとしても、結果的にお母さまの味を受け継ぎ、ご自身で挑戦されているのが素晴らしいです!好きなおせち作りに前向きに取り組む姿勢が、家族の新たな伝統を築いていく原動力ですね。
→ 一人一匹の鯛だなんて、なんとも贅沢でうらやましい子供時代ですね!おせちを3日間楽しんだ後のカレーという流れも、家族のあたたかさを感じるいい思い出ですね!
おせちは、ただの料理ではなく、家族や地域の文化、そして個々の思い出が詰まった特別な存在です。アンケートを通じて、多くの方の温かな記憶や、伝統を受け継ぎながら新しい工夫を取り入れる姿に触れることができました。豪華な鯛や甘い栗きんとん、手作り茶碗蒸し、さらにはおせちを締めくくるカレーまで、それぞれの家庭で育まれる味や風景がとても魅力的です。
2024年もあとわずかですね
おせちを囲む時間が、来年も皆さまにとって豊かで幸せなひとときとなりますように…