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春キャベツと普通のキャベツの違いって?

さて、この季節に目にすることが増える「春キャベツ」 そういえば、普通のキャベツと春キャベツの違いって知っていますか? 今回は神奈川県三浦市にあるイイジマ農園の飯島さんにお電話でお話を聞いてみました! お写真も直接飯島さんにいただきました♪

キャベツは年中スーパーの店頭にも並んでいて、いつでも食べれる印象がありますよね? 実は基本的には秋冬のお野菜なんです。   キャベツの原産地はヨーロッパといわれています。 ヨーロッパは冷涼な気候にあわせ、春に種をまいて秋に収穫するのが一般的でしたが 終戦後あたりに、静岡県の富士市で春にとれるキャベツが誕生しました。 そこが春キャベツのはじまりだそうです! (富士で早採りされることで、「富士早生」と呼ばれる品種です。)     通常は春になると菜の花が咲いてしまうので、特殊な技術や品種改良を経て 秋に種をまいて翌年の春に収穫する「春キャベツ」が出回っていったのです。 技術の力ってすごい。

私たち一般消費者にも分かりやすい部分だと、春キャベツは葉のやわらかさが特徴です。 葉の巻きがふわっとしています。 一方、夏に種を蒔き冬に収穫される普通のキャベツは「寒玉」と呼ばれ、 葉の巻きが堅くずっしりとしているかと思います。 特徴も違うのでおすすめの調理法も違ってきます!   次回、おいしい春キャベツの選び方やおすすめの調理法なんかもご紹介しますね。      

✳︎✳︎簡単まとめ✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎
・普通のキャベツ 寒玉と呼ばれる。夏に種を蒔き冬に収穫されるもの。 楕円形でずっしりと重量感があり、葉の巻きがしっかりしている。  
・春キャベツ 春系とも呼ばれる。秋に種を蒔き翌年の春に収穫されるもの。 小ぶりで丸く、葉の巻きがゆるく。やわらかい。
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